メシ屋 ビアホール1

ドイツといえばビール、ビールを一番それっぽく楽しめるのがビアホール!
Brauhausの文字を見たらだいたいビアホールです。brauenで英語だとbrew醸造の動詞です。
Brauereiの文字を見たらラッキー、店内醸造のビールを提供してる店です。醸造所という意味です。さあ飲みましょう。すぐ近くの自社工場で醸造されたビールを提供してる場合もありますがそのへん誤差です。どっちにしろうまい。
マスジョッキって1リットルサイズを置いてる場合も多いので気持ちが高まったときはいってみましょう。
でもそうでなければ小さいサイズ(300ml)でいろいろ試したほうが楽しいです。

どう見てもビールがメインの写真だけどこんな具合です。

こうしてbrauの文字を見つけたら「オッ!?うまいビール情報か!?」といった具合にアンテナを張るとドイツを楽しめます。

メシ屋 ビアホール2

ビアホールに行くとだいたいドイツのトラディショナルメシが置いてあります。
ドーンとした肉料理にイモ料理とザワークラウトがついてみたいなそういうの。
肉料理はソーセージだったりでかいソーセージだったり巨大なソーセージだったりでっかい豚肉だったり巨大な豚肉だったりが多いです。
イモ料理はポテトサラダ(日本式ポテトサラダとは違う)だったりフレンチフライだったりイモ団子だったりマッシュポテトだったりなかなかバリエーションがあります。
イモ以外の付け合せはザワークラウトが多いです。あるいは葉っぱとかブロッコリーとかトマトとか。
だいたい量が過剰なので2人で行って2人ともそういうジャーマニー・トラディショナル・メシを頼むと死にます。
片方はサラダだけとかスープだけとかにしてシェアしたほうがいいです。
一人旅だったら覚悟決めましょう。

一人でも食べきれる量ではあるんだけど、二人であればこういう肉1品+スープorサラダをシェアするといったスタイルが無難です。

胃袋に自信がない限り、こういうのを昼夜連続で食べるべきではない。

メシ屋 ビアホール3

お昼に行くとTagesmenuってメニュー表のある店があります。あるいは店外看板や店内掲示物か。
これは日替わりメニューなのでたいへんコスパがいいです。
当然のように昼から飲めるのでTagesmenuとビールでナイスランチすると楽しいです。
日替わりのTagesmenuじゃなくて週替りのWochenmenuって場合もあります。

ひよこ豆グリーンピースのグラタン。ハイデルベルクの小さい居酒屋の日替わりランチ。

豚ロースにトマトとチーズのグラタンみたいなのがかかってる。奥にはチーズパスタ。
ベルリンのビアホールの日替わりランチ。

メシ屋 レストラン

Restaurantって書いてあります。わかりやすーい!
だいたい注意点などに関してはビアホール編と一緒です。
トラディショナルドイツメシを置いてあるレストランはあまりなかったという体験に基づき、あえて区別しています。
そういうわけでイタリアンだったりアメリカンだったりタイ料理だったりインド料理だったり韓国料理屋だったりとかいろいろあります。ドイツ料理に飽きたら行ってみましょう。
ドイツ料理を食べたければビアホールへ。
ドイツのタイ料理・イタリア料理はあまりハズレないです。

メシ屋 ビアバー

保守的な気質なのか、あまりドイツでクラフトビールバーみたいなのは少ないです。
「あちこちのビールをたくさん揃えたぜ」ってビアバーよりは「ウチで作ったビールを飲んでくれよ」ってビアバーのほうが多いです。ビアバーっていうかブルーパブ
後者はもちろん、前者においても日本で飲めないビールがたくさん置いてあるのは間違いないのでそれっぽい店を見つけると行ってみると楽しくなれます。
いろいろビール飲んでみたいという方は下記のサイトが助けになると思います。自分もここを頼りにあちこち旅しました。このサイトずっと見てても全然飽きない。大好き。
(参考)
http://bierreise.net/



探せばちゃんとシュピゲラウのIPAグラスでIPA出してくれるようなカッコイイビアバーもあります。

メシ屋 居酒屋

ビアホールともレストランとも違う、大規模ではない飲み屋です。表の店員さんも1〜3人くらい。
Kneipeで画像検索するとニュアンスが伝わりやすいと思います。
ビールがタップで数種類、ボトルで数種類、料理メニューもそこまで多くはないけど2,3ページみたいな感じです。
ビアホールよりはうるさくない場合が多いんですがたまにサッカー中継でメタクソにうるさい店もあるんでそこは仕方ないと思ってください…。
どういうふうに探せばいいのか自分でもよくわかってないので、お店の雰囲気やKneipeの文字を頼りになんとかがんばってください。
(参考)
https://www.google.com/search?q=Kneipe&safe=off&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwjhz-zujsrZAhWBMJQKHc_uDvMQ_AUICygC&biw=1365&bih=781

メシ屋 パン屋1

ドイツにはパン屋が死ぬほどあります。街中にもあるし駅ナカにもあります。
ちょっと小腹が空いたとか長距離移動のお供とかで利用するとイイカンジかと思います。
ホテルの朝食をなしにして近所のパン屋で朝食というのもオススメです。とても楽しいのでドイツ行ったら一度やっていただきたい。だいたいコーヒーやジュースもあります。
どのパンもおいしいしバリエーション豊かなので迷いますけど迷うのも楽しいです。

トマトとチーズのサンドイッチとコーヒー。こういうのでいいんだよこういうので。

メシ屋 パン屋2

お店の看板にプレッツェルのマークがあったらだいたいパン屋です。
っていうかお店の外からでも見ればだいたいわかるんですけど…。
焼くという動詞がドイツ語でbackenで、backの部分が見えたらだいたいパン屋かなくらいの雑な感じでいいと思います。
Bäckereiでパン屋さんです。backenがちょっと活用されてなんかテンテンついてる。へえ。

ナスのチーズグラタンパンとプレッツェルプレッツェルクリームチーズ入り。

メシ屋 ケバブ屋

ドイツではドネルケバブケバブサンドが大人気です。お店もあちこちにあります。だいたいうまいです。
ボリュームは日本のケバブサンドの1.5〜2倍くらいあります。
晴れた日に公園でケバブ食べながらビール飲むもよし、メシを食べ損ねたのでケバブをホテルで食べるのもよしって感じです。
店内で食べられたり店外のテーブルで立ち食いできたりもします。
一度「へぇ〜ドイツのケバブってこんなんなんだ」って体験してみるのもいいと思います。

メシ屋 カリーヴルスト1

Currywurstです。ドイツ人めーっちゃめちゃ大好き。
ブツ切りにされた太くめのソーセージに甘くて辛めのケチャップとカレー粉がドッサーッ!とかかっています。
ジャンキーな味でなかなかうまいので一度は試してみてください。日本でも流行ればいいのに
屋台とか立ち食い店舗とかそういった小さい店がほとんどです。たまにビアホールや居酒屋のメニューにもあります。
街中でCurryの文字を見つけたら、ドイツでは十中八九カリーヴルストのことだと考えてしまってよいです。


ドイツ人大好きカリーヴルスト。ベルリンにはカリーブルスト博物館もあります。

メシ屋 カリーヴルスト2

カリーヴルストを頼むと、フライドポテトとか丸パンがついてくることが多いです。
そのへんをつけるかつけないかはだいたい選べます。
Pommesがフライドポテトなので、「No/without pommes」「with pommes」で通じます。
「ohne Pommes」「mit Pommes」ってドイツ語でも通じます。オーネポメス、ミットポメス。
イモをつける場合、「マヨ?」ってマヨネーズつけるか聞かれることがあります。そこはお好みで。イェスマヨ?ノーマヨ?
丸パンはBrötchenなので以下同様に。ブレットヒェン。

Currywurst mit Pommes.
イモをつけると立派に一食ぶんのボリュームになります。

メシ屋 カフェ1

せっかくドイツに来たのでカフェでケーキとコーヒーで一息つくのもよいでしょう!
ドイツのコーヒーはうまいですからね。ケーキはかなりボリュームあります。
メニュー見てもよくわからないと思うのでここでもやはり文字列を画像検索するとなんとなく助かります。
あ、あとホントにケーキにフォークがブッ刺さってます。

メシ屋 カフェ2

ドイツのカフェにアイスコーヒーはありません。でもアイスコーヒーはあります。
何言ってんのかって話なんですけど、iced coffeeはないけどEis Kaffeeはあります。
冷たいコーヒーはないんですが、アイスとホイップクリームのたっぷり乗ったコーヒーがあります。
カフェでアイスコーヒーくれって言うとこれがでてきます。
これはこれでめちゃめちゃうまいんで一度お試しあれ。
歩き疲れた身体にEis Kaffeeはかなり効きます。
ちなみにkalter Kaffee(冷たいコーヒー)はつまらない話みたいな意味合いになるみたいです。へえ。

ドイツのアイスコーヒー。これはこれでめっちゃうまい。

メシ屋 アイス屋

ドイツのアイスめーっちゃめちゃうまいんで一度試してみてください!
街中でEisって文字列を見かけたら「おっ!アイスじゃん!」って感じです。
あとフローズンヨーグルトも最近流行ってるみたいでとてもおいしいのでこちらもオススメです。
フローズンヨーグルト屋さんとかあります。

メシ屋 和食屋

ドイツの街中には日本料理店がときどきあります。
…が、非日本人による日本料理店のほうが多いです。
なんかもうそのへん雰囲気見ればわかります。たぶん。
自分はドイツ旅行のあいだ日本料理店に行ったことがないのでよくわかりません。
日本料理が恋しくなったとき用にインスタント味噌汁を持っていくといいですよ。
ただ「わざわざドイツで日本料理を食べた」という経験がほしい人はどうぞ。
怪しげな日本料理店に行くのもネタとしてアリかもしれない…

メシ屋 ビアガーデン

日本のようなビルの屋上でビアガーデンみたいなのではないです。
公園や広場の一角に長机と長椅子がズラーッと設置されビールや食べ物の屋台が出てるようなビアガーデンもあれば、ビアホールの庭やテラスのような屋外席をビアガーデンと称しているケースもあります。
開放的な気分に浸りながらビールを飲むのはサイコーです。
ドイツ人は屋外でビール飲むのが大好きなので、クソ寒い冬季以外では屋内席よりも屋外席のほうが人気だったりします。


ミュンヘンの広場に発生してるビアガーデン。朝からビールを白ソーセージで楽しくなれちゃう


お店の中庭もビアガーデンと言ってしまう懐の深さ。屋外なら全部ビアガーデン。

メシ屋 屋台

ドイツはちょこちょこ屋台というか小さい店舗でファストフード売ってるお店がたくさんあります。
先述のケバブもそうです。アイスもそういう店があります。あと中華系の屋台では焼きそば売ってたりします。
ドイツではやはりソーセージを売ってるお店が多いです。小腹が減ったらいってみましょう。
ソーセージはだいたいパンに挟んで渡してくれます。
やっぱ現地のファストフード食べてこそって感じありません?

パンにソーセージ3本はさまってます。うまい。

チェーン店

マクドナルドとかKFCとかあります。
マックはドイツにしかないメニューもあるみたいなので覗いてみるのも楽しいと思います。あとビールがあります。
KFCは日本のチキンのほうがうまいなって感じでした。別にわざわざ行かんでも、とは思うんですがケンタッキーのフライドチキンとドイツのビール合わせてみたくないですか?KFCにはビールがありませんでした。
あとNORDSEEってシーフードに強いチェーン店もあります。揚げた魚とかあります。
ドイツでもスタバは流行ってます。行ったことはないです。どういう違いがあるのかちょっと気になる。